塾に行けば成績が上がるというものではありません。学校・塾・家庭の3か所でがんばっている人だけが、それなりに成績がアップするわけで、どこかで力を抜いたり怠けたりしている人の成績が上がるはずはありません。勉強の仕方では、間違い直しを面倒くさがらずに、一問一問丁寧にやることです。『ひとつずつ赤ペンに持ち替えて正しい答えを書け』と言っているのではありません。自分が解いた答えが正しいかどうか、それをチェックしながら進んでください。赤ペンを使う必要はないのです。赤ペンは最後に1回だけ「このページはすべてやり直し完了」というしるしとして大きくそこにマークをすればいいのです。だから一問一答なのです。「なんで間違えたんやろ」と自分に疑問を持つことからはじめるのです。
また、短時間、集中型になるように訓練をすれば、今以上にレベルアップが図れるはずです。頭の良い人とは集中力のある人のことです。また、集中力のある人は注意力もつきます。これは勉強だけではありません。スポーツをしているとき、ピアノを弾いているとき、絵を描いているとき、みんないっしょです。みんなは『発展途上人』です。心も身体もすべての面でひとまわりもふたまわりも大きく成長してくれることを願います。学校の授業をおろそかにする人は、それこそ『本末転倒』と言わねばなりません。どうか今学期は来るべく新学年のためにも『心機一転』やり直しを図ってください。
2022-01-08
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